掃除機の選び方と注意点 [PM2.5 対策]
花粉の季節になると闇雲に掃除機をすすめる人もいますが、
掃除機ならどれを選んでも良いわけでないです。
本来、部屋を清掃するのが目的なのに、掃除機の排気のために、
室内が汚染される機種もあることを頭に入れておく必要があります。
特に、乳幼児がいたり、小児ぜんそくが心配な子どもがいる家庭は要注意です。
特に古い掃除機の多くは、ハウスダストなどの微粒子が
排気されている可能性が高いため、長時間に渡って空気中を浮遊し、
人の気管支や肺胞にまで達するので、ぜん息などの呼吸器障害などの
健康被害が懸念されています。
そのため、掃除機を選ぶ際は
排気中の微粒子を捕集する機能がある機種にしましょう。
サイトやパンフレットに微粒子を捕集可能と表記している機種は微粒子の
排気自体少ないそうですが、注意が必要なのは、排気中の微粒子を捕集する
機能について特に表記されていない掃除機です。
排気中の微粒子を捕集する機能が特にない掃除機の場合では、
捕集する掃除機に比べ、2,000~7,000倍の微粒子を排気する機種も
あると、東京都により報告されています。
特に今は中国からのPM2.5や黄砂など微粒子の影響で、
肺などの健康被害も恐れられています。
掃除機を選ぶポイントとしては、
●値段は高めだけど、微粒子をほとんど排気しない高性能な掃除機を選ぶ。
その理由は、
安い掃除機で微粒子を排気する機種は、使用後の換気が欠かせないためです。
PM2.5や黄砂、花粉といった微粒子が外を浮遊している時期の換気は
なるべく避けたいですよね。
また、アレルギーによるぜん息を持っている、
子どもや高齢者がいる家庭は特に、
微粒子を排気しない、微粒子を捕集する高機能の掃除機を
使った方が安心出来ますよね。
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